【南迴線】知本~太麻里間撮影ガイド

台湾南東部の台鉄南迴線は非電化区間が残り風光明媚な撮影地が多く、日本からの撮影者も多く訪れます。今回撮影した知本~太麻里間のポイントを紹介します。

台北から日帰りも可能ですし、旧客3671/3672次乗車と組み合わせて撮影することも出来ます。
今回は知本駅からタクシーをチャーターして撮影してきました。撮影地は太麻里駅に近いのですが、タクシーが駅前に常駐しているのは知本駅になります。

ちなみに自分は中国語が出来ませんので事前に翻訳サイトで「我想租一輛出租車、鐵路攝影、從現在到15點、請1500台幣」(タクシー1台をチャーターしたい。今から15時まで1500台湾ドルで)

GoogleMAPを印刷し張り合わせて周辺地図を作りそれを見せながらこれからの撮影地を巡りました。

【太麻里俯瞰】
台湾有名お立ち台の一つです。太麻里を発車した列車がコンクリート橋梁を太平洋バックで撮影できます。

莒光号

2018.9.9 12:23撮影 751次 太麻里~知本間

北西から南を狙うので光線的にはイマイチですが、夏至前後の正午頃から午後早い時間帯なら良さそうです。
<MAP>
太麻里駅から徒歩だと1時間程掛かります。足に自信があれば良いですが、上り坂ですのでキツイと思います。

【桜木花道平交道】
江ノ電・鎌倉高校前駅の有名踏切に雰囲気が近いと人気の踏切があり『スラムダンク』の桜木花道からこの踏切には別名桜木花道平交道(踏切)と名前が付いています。
踏切から太麻里駅を発車する北行の列車を狙うことが出来ます。また踏切から少し坂を登ればコンクリート橋を渡る南行の列車も狙えます。

R138 1次

2018.9.9 13:34撮影 1次 太麻里~知本間

2018.9.9 13:34撮影 1次 太麻里~知本間(後追い)


光線的には北方列車は午前中、南行列車は午後が順光となります。
<MAP>
太麻里駅から歩いて10分程とお手軽な撮影地です。踏切周辺は駐車禁止区域なので注意。

【代天宮】
知本からやってくる南行列車を台湾らしい風景と太平洋が一緒に撮影できるポイントです。国道から撮影するか、カードレールを越えて崖の方から撮影するかになる。今、電化工事で法面補強工事が行われているのが残念です。

2次 知本~太麻里間

2018.9.9 14:12撮影 2次 知本~太麻里間

午前中から午後にかけて順光になりますが遅くなると山影になります。
<MAP>
太麻里の国道から鼎東汽車客運バス台東バスターミナル行で「新吉村」で下車直ぐ。
ここから400m程、知本方向に進んだところにある休憩スペースから撮影できる場所がある。ただ3~4両程しか写らないのでスナップ向き。

【山地人祖先発祥地】
国道にある「山地人祖先発祥地」近くから山を登る道に入り、線路をオーバクロスする陸橋から南行、北行が撮影できる場所です。今回ここで自強号を撮影する予定でしたが遅延の為撮影出来ませんでした。なので風景画だけになってしまいました。

知本側を望む(南行向け撮影地)

知本側を望む(南行向け撮影地)


太麻里側を望む(北行向け撮影地)

太麻里側を望む(北行向け撮影地)

北行は午前中、南行は午後が順光になります。
<MAP>
太麻里から台東バスターミナル行鼎東汽車客運バスで「三和B」バス停から10分程。バスは知本駅には寄らないので注意。

今回訪れた場所は以上ですが、知本~太麻里間にはまだ撮影ポイントがあるのでまた機会があれば撮影に行きたいですね。

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【SL大樹撮影地】鬼怒川線 小佐越~鬼怒川温泉間

鬼怒川線の小佐越~鬼怒川温泉間には正確に言うと鬼怒立岩信号所があり鬼怒立岩から鬼怒川温泉間は鬼怒川線唯一の複線区間となります。
上りSLは鬼怒川温泉の発車で煙が期待出来るかと思われがちですが、煙害防止の為、基本的に無煙発車になりますので煙は期待出来ません。

【A地点】下り列車向け撮影地 午前中サイド順光(夏の朝方は順光)
鬼怒立岩信号所手前の単線区間で下り列車を狙います。もう少しサイドから狙うことが出来ますが線路沿いの柵が目立ってしまいます。

下り列車方向 35mm換算70mm相当(APS-C 44mmで撮影)

下り列車方向 35mm換算70mm相当(APS-C 44mmで撮影)

ココからもう少し小佐越寄りの場所で田んぼ越しに撮影出来る場所もあります。

ココまで鬼怒川温泉駅から徒歩12分程です。

【B地点】上り列車向け撮影地 午後順光
鬼怒川温泉を出発した上り列車を複線区間で狙え、ストレート区間で架線柱で列車が隠れない唯一の場所でもあります。

C11-207 試7005レ 鬼怒川温泉~鬼怒立石(信)

2017.8.4 14:38撮影 試7005レ 鬼怒川温泉~鬼怒立石(信)

あまり許容人数が多く無いので譲り合って撮影したいものです。

ココまで鬼怒川温泉駅から徒歩10分程です。

【C地点】上り列車向け撮影地 午後順光
鬼怒川温泉の南側にある県道陸橋への階段から上り列車を撮影出来ます。以前は陸橋の真上から正面狙いも出来ましたが、陸橋上に柵が出来てしまいました。
ちなみに鬼怒川温泉の入換引き上げ位置がこの陸橋手前なので入換シーンも撮影出来ます。

DE10-1099

2017.5.27 17:30撮影 入換 鬼怒川温泉駅

ここなら補機のDE10が綺麗に撮影できます。
C11-207鬼怒川温泉発車

2017.8.4 18:10撮影 試7006レ 鬼怒川温泉~鬼怒立石(信)

本線発車は架線柱が多いのが難点でもあります。

ココまで鬼怒川温泉駅から徒歩5分程です。

<MAP>

国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを利用し撮影地を追記して掲載

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【SL大樹撮影地】鬼怒川線 新高徳~小佐越間

鬼怒川線でのSL運転に際しては沿線住民の理解を得るために、住宅地付近では極力煙を吐かない運転になっています。なので煙を出す区間=住宅が少ない場所となります。

【A地点】下り列車向け撮影地 午前中サイド順光で夏場の朝方は順光
新高徳を出ると緩やかな上り勾配が続き鬼怒川に沿って走る姿を国道の程から撮影出来ます。
望遠(35mm換算320mm)で門型架線柱の間を正面狙いで狙えます。

C11-207大樹 試7005レ 新高徳~小佐越間 縦位置

2017.8.4 16:57撮影 試7005レ 新高徳~小佐越間

この場合線路脇に歩道があり「冠水注意」の看板が目につきますので上手く場所を選ぶ必要があります。
引いて横位置(35mm換算110mm)でも狙えます。
C11-207大樹 試7005レ 新高徳~小佐越間 横位置

2017.8.4 16:57撮影 試7005レ 新高徳~小佐越間

この場所は山間で夏場でも曇ると夕方のSL大樹5号では露出が厳しくなりますので注意してください。

ココまで小佐越駅から徒歩12分程になり、日光交通の「鬼怒大瀞」バス停が最寄りです。
車は国道脇に4.5台駐車スペースがあります

【B地点】上り列車向け撮影地 午前中順光
小佐越駅からA地点に向かう途中、上り列車を国道から狙える場所があります。バックの陸橋が目障りですが比較的サイドが取れる場所です。午後は線路左側の道路から順光で撮影が出来るが、国道を走る車が入ってしまう。

上り列車方向 35mm換算100mm相当(APS-C 66mmで撮影)

上り列車方向 35mm換算100mm相当(APS-C 66mmで撮影)

歩道が無い国道なので撮影の際は注意が必要です。

ココまで小佐越駅から徒歩10分程になり、日光交通の「鬼怒川レジャー公園前」バス停が最寄りです。
付近に車を止めるスペースが無く鬼怒川レジャー公園の駐車場に止めることになります。

【C地点】下り列車向け撮影地 午前中サイド順光で夏場の朝方は順光
小佐越駅からB地点に向かう途中、県道陸橋先から下り列車を国道から狙える場所です。A地点より開けた場所なのでA地点で露出が厳しい時に向いています。サイドが取れる場所です。線路右側の道路からも見上げ気味に撮影出来るが、国道を走る車が入ってしまう。

下り列車方向 35mm換算90mm相当(APS-C 55mmで撮影)

歩道が無い国道なので撮影の際は注意が必要です。

ココまで小佐越駅から徒歩10分程になり、日光交通の「鬼怒川レジャー公園前」バス停が最寄りです。
付近に車を止めるスペースが無く鬼怒川レジャー公園の駐車場に止めることになります。

<MAP>

撮影地ガイドmap

撮影地ガイドmap

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【SL大樹撮影地】鬼怒川線 大桑~新高徳間(2)

SL大樹のハイライト区間である大桑~新高徳間の撮影地ガイドの続きです。この区間、特に新高徳寄りはカーブと上下勾配が続く区間でSL以外でも速度が出せない区間になります。

【E地点】下り列車向け 割掘区間で日はあまり当らない
旧、ウェスタン村脇の道路から砥川橋梁を渡り緩やかな上り勾配を上がってくる下り列車の姿を撮影出来ます。SLはあまり速度を出せないので望遠(35mm換算320mm)で正面狙いと

2017.8.4 13:15撮影 試7003レ 大桑~新高徳間

2017.8.4 13:15撮影 試7003レ 大桑~新高徳間


手前まで引きつけて(35mm換算110mm)カーブを曲がる姿も撮影出来ます。
2017.8.4 13:15撮影 試7003レ 大桑~新高徳間

2017.8.4 13:15撮影 試7003レ 大桑~新高徳間

一時、この場所は撮影者が道路から民有地に進入したりしたことから立ち入り禁止の柵が出来ています。

ココまでは新高徳駅から徒歩15分程で、日光交通の下今市~鬼怒川温泉線の「栗原」バス停、日光江戸村線の「栗原入口」も利用出来ます。車は国道121号線栗原交差点手前に駐車場があります。

【F地点】上下列車向け 下りは終日逆光、上りは午前中正面には日が当ります。
砥川橋梁を渡り上り勾配となりますが、E地点を過ぎたあたりが頂上となり、この後は鬼怒川橋梁まで下り勾配が続きます。

下り列車方向 35mm換算88mm(APS-C 55mmで撮影)

下り列車方向 35mm換算88mm(APS-C 55mmで撮影)


上り列車は鬼怒川橋梁を渡る姿を正面狙いで撮影が出来ます。上り列車は鬼怒川を渡ると上り勾配になります。
上り列車方向 35mm換算相当(APS-C 135mmで撮影)

上り列車方向 35mm換算相当(APS-C 135mmで撮影)

F地点までは新高徳駅から国道沿いに進み鬼怒川先の踏切を渡り徒歩10分程で、日光交通の下今市~鬼怒川温泉線の「ゴルフ場入口」が最寄りです。線路脇の道路は広めですが、無余地場所違反にならないよう駐車方法に注意してください。

【G地点】下り列車向け 朝方のみ順光
鬼怒川橋梁を渡ってくる下り列車を正面狙いで撮影出来ます。橋梁を渡ると上り勾配になり新高徳駅進入は25km/h制限になるので手持ちなら望遠と引きの2構図で撮影出来ます。

C11-207SL大樹

2017.5.27 16:50撮影 試7005レ 大桑~新高徳間

望遠は320mm相当、手前まで引け(110mm相当)ばC11ならサイドも少し写ります。
C11-207試運転

2017.5.27 16:50撮影 試7005レ 大桑~新高徳間

<MAP>

撮影ポイント大桑~新高徳間

国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスから国土基本図を利用し撮影地を追記して掲載

【SL大樹撮影地】鬼怒川線大桑~新高徳間(1)へ

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【SL大樹撮影地】鬼怒川線 大桑~新高徳間(1)

SL大樹は、下今市~鬼怒川温泉間と運転区間が短いですが、いくつか撮影できるポイントが点在しています。
その中でも撮影ポイントが豊富で、駅から徒歩でも行けるのが鬼怒川線大桑~大谷向間でこの区間はほぼ中間の砥川橋梁が底辺となるすり鉢状な勾配でなおかつカーブが連続する機関士泣かせの場所です。(なので煙も出やすい場所でもあります。)
そんな場所を紹介します。

【A地点】上り列車向け 午後順光

大桑駅から徒歩5分程の国道121号(旧道)沿いからの撮影になります。門構え架線柱区間ですが、上手く処理すれば機関車とヨは架線柱間で抜けるます。

2017.8.4 11:28撮影 試7002レ 新高徳~大桑間

2017.8.4 11:28撮影 試7002レ 新高徳~大桑間


県道は交通量はさほど多くは無いが大型ダンプなどが通るのであまり道路にはみ出さないようにしましょう。
また近くの踏切から正面狙いで撮影することも出来きます。

【B地点】下り列車向け 午後サイド順光(夏場の夕方のみ順光)
県道のオーバークロスから下り列車を俯瞰で狙える。障害物がありあまり引けないので門構え架線柱を上手く処理する必要があります。

35mm換算で60mm相当(APS-C37mmで撮影)

35mm換算で60mm相当(APS-C37mmで撮影)


県道が陸橋へ上がり始める場所から上り列車をS字カーブを正面狙い出来るポイントもあります。ただ許容人数は少ないですが煙が期待出来る場所だったりします。

【C地点】上り列車向け 午前遅くからお昼頃まで順光
明治時代の輸入桁を転用した砥川橋梁(登録有形文化財)を渡る上り列車を国道の歩道から狙えるポイントです。ただあまり拓かれた場所では無く広角が必要になります。この構図でSLの編成がなんとか収まる感じです。

35mm換算で38mm相当(APS-Cカメラ 24mmで撮影)

35mm換算で38mm相当(APS-Cカメラ 24mmで撮影)

【D地点】下り列車向け 午前朝方のみ順光
砥川橋梁を渡る下り列車を狙えますが、新高徳側はトラスト橋になっているので上手く橋枠の隙間を狙って撮影する必要があるのであまりオススメでは無いですが文化財と絡めてと言う記録には良いです。

35mm換算で38mm相当(APS-Cカメラ 24mmで撮影)

35mm換算で38mm相当(APS-Cカメラ 24mmで撮影)


晴れれば日光連山がバックに入ります。

丁度、砥川橋梁が大桑と新高徳駅の中間地点になり大桑駅から歩くと20分程の距離なります。

また今回写真がありませんが、大桑駅からA地点に向かう途中に小さい蓮田があり、夏には蓮の花を絡めて撮影出来るポイントもあります。

どのポイントも駐車スペースが乏しいので電車利用をオススメします。

【SL大樹撮影地】鬼怒川線大桑~新高徳間(2)へ

<MAP>

撮影ポイント大桑~新高徳間

国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスから国土基本図を利用し撮影地を追記して掲載

ゼメリング鉄道撮影地ガイド

ゼメンリング鉄道のお立ち台として有名なのは20シリーング札の場所だと思います。
今回撮影に際して色々と情報を集めたのですが、なかなか20シリーングの場所までの道のりと時間がイマイチ判らなかったので、行き方を紹介しておこうと思います。

まず起点となるのはOBBゼメンリング駅です。
旅客列車は基本1番線に発着します。ホームをウィーン方面に進むと坂を上がっていく地元民道があります。
(ちょうどRJの1等車が停車するあたりです)

ホームから遊歩道へ

ココを上がリます

この坂を上がるとハイキングコースになります。
(無論、駅舎正面出口を出てからもいけますが、こちらの方がショートカットできます)

ハイキングコースに出たら右手方向、ウィーン方面に歩きます。
5分程で列車をかたどった公園に差し掛かりますので、さらに線路沿いを進んでいくと線路の下をくぐる階段がありますので、階段を降りて線路を渡り反対側に進みます。

この後線路から少し離れますが道なりに進みます。
途中こういう風景も見られます。

岩肌をくり抜くように走るのが判ります。

岩肌をくり抜くように走るのが判ります。

さらに進んで行くとWolfsbergkogel駅へ到達します。
ここまで約20分程です。上手くWolfsbergkogel駅に停車するローカル列車があれば、ここから歩くとかなり楽なので時間に余裕のある方はローカル列車を利用した方が楽です。

構内踏切は無いのでウィーン方面ホームとゼメンリング方面の入口は異なります。


駅を過ぎ坂道を上がっていくとハイキング道は右に曲がると言う標識がありますので、右に入っていきます。
しばらくすると駐車場に出ますので、その駐車場を奥に進むとハイキング標識があります。

駐車場の奥に標識があります。

ここが運命?の別れ道で、そのままハイキング道の標識「Doppelreiterwarte」に進むと遠回りになりますので、ココから少し左下に向かう獣道が出来ており、こちらを進むと直ぐにハイキング道に出ますのでそのまま道なりに左方向に進んでいくと5分程で展望台に到達します。ゼメンリング駅からココまでは30分程の道のりになります。

展望台には案内板があります。

あとは素晴らしい景色を堪能してください。

帰りは再び同じ道を引き返すだけですが、若干上り坂になりますので気持ち余裕を持って出発するのが良いでしょう。

なお、ゼメンリング駅や展望台周辺には売店はありませんのでウィーンなどを出発する際に用意しておいた方が良いです。

またゼメンリング駅は運転扱い要員のみの配置駅で、乗車券の販売は行っておらず、車掌から購入することになりますので、切符も事前に往復で購入しておくのが良いです。
なお駅舎内には観光案内所やゼメリング鉄道の資料室があります。

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