ゼメリング鉄道撮影地ガイド

ゼメンリング鉄道のお立ち台として有名なのは20シリーング札の場所だと思います。
今回撮影に際して色々と情報を集めたのですが、なかなか20シリーングの場所までの道のりと時間がイマイチ判らなかったので、行き方を紹介しておこうと思います。

まず起点となるのはOBBゼメンリング駅です。
旅客列車は基本1番線に発着します。ホームをウィーン方面に進むと坂を上がっていく地元民道があります。
(ちょうどRJの1等車が停車するあたりです)

ホームから遊歩道へ

ココを上がリます

この坂を上がるとハイキングコースになります。
(無論、駅舎正面出口を出てからもいけますが、こちらの方がショートカットできます)

ハイキングコースに出たら右手方向、ウィーン方面に歩きます。
5分程で列車をかたどった公園に差し掛かりますので、さらに線路沿いを進んでいくと線路の下をくぐる階段がありますので、階段を降りて線路を渡り反対側に進みます。

この後線路から少し離れますが道なりに進みます。
途中こういう風景も見られます。

岩肌をくり抜くように走るのが判ります。

岩肌をくり抜くように走るのが判ります。

さらに進んで行くとWolfsbergkogel駅へ到達します。
ここまで約20分程です。上手くWolfsbergkogel駅に停車するローカル列車があれば、ここから歩くとかなり楽なので時間に余裕のある方はローカル列車を利用した方が楽です。

構内踏切は無いのでウィーン方面ホームとゼメンリング方面の入口は異なります。


駅を過ぎ坂道を上がっていくとハイキング道は右に曲がると言う標識がありますので、右に入っていきます。
しばらくすると駐車場に出ますので、その駐車場を奥に進むとハイキング標識があります。

駐車場の奥に標識があります。

ここが運命?の別れ道で、そのままハイキング道の標識「Doppelreiterwarte」に進むと遠回りになりますので、ココから少し左下に向かう獣道が出来ており、こちらを進むと直ぐにハイキング道に出ますのでそのまま道なりに左方向に進んでいくと5分程で展望台に到達します。ゼメンリング駅からココまでは30分程の道のりになります。

展望台には案内板があります。

あとは素晴らしい景色を堪能してください。

帰りは再び同じ道を引き返すだけですが、若干上り坂になりますので気持ち余裕を持って出発するのが良いでしょう。

なお、ゼメンリング駅や展望台周辺には売店はありませんのでウィーンなどを出発する際に用意しておいた方が良いです。

またゼメンリング駅は運転扱い要員のみの配置駅で、乗車券の販売は行っておらず、車掌から購入することになりますので、切符も事前に往復で購入しておくのが良いです。
なお駅舎内には観光案内所やゼメリング鉄道の資料室があります。

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(7/22)ゼメリング鉄道撮影その3

今回、ゼメンリングでの滞在時間は2時間ほどで13:45発のRJで空港へ戻る予定です。なので12時半過ぎに展望台を出ないと駄目かな~と思っているとRJがやって来ました。

ウィーン方にチェコ国鉄塗装の1216型機が先頭についてます。
ウィーン方にTaurusが付いてのは珍しいなぁと思っていたら、ちゃんと最後尾にもOBBのTaurusが付いてプッシュプルになっていました。

この構図なかなか良いです!これで日が差していればもっと良いのですが・・・

プッシュプルRJはBreitenstein駅で普通列車と交換です。
ボンバルディアのTalentですが、この歴史的な路線には似合わないですなぁ

さてそろそろ撤収しようとレンズを交換していると貨物がやって来ました。
おお、この貨物は1144型が先頭の重連ですが無蓋車には荷が無いので返空でしょうかね。

帰りはゼメンリング駅まで歩きます。1駅なので30分程は掛かるだろうとハイキングコースを歩きゼメンリング駅構内までやってきたら、1144型の重連単行と出会いました。
1144型はゼメンリング区間の補機運用なんでしょうかね。

展望台からゼメンリング駅まで30分ちょっとで到着です。
さて、これで旅行の全行程修了。香港経由で帰国です。

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(7/22)ゼメリング鉄道撮影その2

ゼメンリング鉄道と書いていますが、現地ではゼメンリングと言うよりセメリングと発音した方が近いようです。

その1で紹介したレールジェット(RJ)が行ったあと続行で貨物列車が降りてきました。オーストリアとイタリア方面を結ぶ幹線でもあるので運転頻度も高いので飽きません。
ゼメリング鉄道 貨物列車機関車次位のグリーン色のコンテナが目立ちますね。最初は機関車かと思ってしまいました。

この辺りからかなり速度が落ちたので、閉塞が詰まっているのかな?

ゼメリング鉄道 Breitenstein駅停車中と思ったらBreitenstein駅で停車しました。どうやら交換待ちの様です。
この区間は複線ですが、この日はイタリア方面に向かう線路がメンテナンス工事を行っており、Breitenstein駅~Klamm駅間が単線運転になっていました。その関係で交換待ちになったようです。
暫くするとウィーン方面からのRJがやって来てきました。
セメリング鉄道 RJ客車はチェコ国鉄車両ですが機関車はオーストリア連邦鉄道(OBB)です。
なんかこの組み合わせの方が列車らしいですね。

先程Breitenstein駅で停車した峠を下る貨物列車がまだ停車しているので続行で峠を登る列車があるなと言うことでこれまで24-70mmの広角レンズを使ってましたが今度は列車に寄ろうと70-200mmに望遠に交換してみます。
すると、1144型が前補機となった重連貨物列車が来ました。
望遠カートレインかと思ったのですが、写真をよく見ると同じ車が積載されているので新車運搬のようですね。
望遠で狙うと広角と違った風景に見ます。
セメリング鉄道 カートレインでもなんでしょうね。列車が来ると曇るのでしょう?
折角の絶景なんですけど・・・
セメリング鉄道アルプスの山が少し切れてしまいました。ちなみにこれで70mm(35mm換算で112mm)です。

(つづく)

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(7/22)ゼメリング鉄道撮影その1

今回の旅行では、帰路にウィーンで乗り継ぎが9時間あるので、どこか「観光」をしようかと調べているうちに、ウィーンから100km程のところに世界遺産に登録されている鉄道「ゼメリング鉄道」があるのを知りました。

これは「観光」しなければと言うことで行ってきました。

ウィーン空港からオーストリア連邦鉄道(OBB)自慢?のレールジェット(RJ)で1時間程でゼメリング駅に到着です。ここからローカル列車で1駅戻った「Wolfsbergkogel」駅からハイキングルートを歩いて10分程行くとドッペルライターヴァルテと呼ばれる展望台があります。

ココからゼメリング鉄道が見渡せるのです。

丁度貨物列車がやってきましたが、どうして列車がやって来るときに曇るのかなぁ~

展望台正面にはBreitenstein駅が見えます
先程撮影した貨物列車が駅を通過していきます。

そしてカーブを描いて今度は岩盤をくり抜いたトンネルに入っていきます。

ゼメリング鉄道が世界遺産に登録されたのは、1848年~1854年に建設された際に、ゼメリング鉄道の設計者カール・リッター・フォン・ゲーガ がトンネル掘削や橋梁架構にあたっては、自然との調和を考えて造ったとされており、こういうことが、世界遺産として大きく評価され認定されました。

こうやって素晴らしい風景が観られるのは凄いなぁ。それにしても建設が1848年ですから日本ではまだ江戸時代です。

素晴らしいのですがただ思っていた場所と違うので移動します。
と言うのは2箇所展望台があって、もう一つの方が写真とかで有名な旧、オーストリア通貨だった20シリング札に描かれた場所があります。

ドッペルライターヴァルテから少し戻りハンキング道を進むとありました。いや~絶景だなぁと感動しているとRJがやって来ました。

この石橋は2段アーチ式の橋梁になっているのですが下段は木々が成長して見られなくなっているのが残念。

RJの牽引機はチェコ国鉄の機関車が牽引(押して)しています。機関車はシーメンスで製造されているヨーロッパ汎用機関車”Taurus”なのでOBBと同じなので共通運用の様です。

Breitenstein駅を通過していきます。

さらに隧道に入り峠を降りていきます。

この場所の方が撮影には向いていますね。時間までココで過ごすことにします。
(つづく)

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