(3/23)ベトナム国鉄を撮ってみました

先週はベトナム遠征をしてきました。主目的はホーチミン（サイゴン）でのスポッティングですがその間合いに鉄分補給で乗り鉄と撮り鉄もしてきました。
撮り鉄は前日、乗り鉄でサイゴン駅からファンティエット駅まで往復乗車した際に駅に掲出してあった時刻表で時間を把握したので最終日の午後に撮影してきました。

サイゴン駅を15時に出発するハノイ行SE6列車を宿泊したホテルから歩いて行ける大踏切で撮影しようと向かいますが、ココは共産圏です。鉄道撮影なんて大丈夫かなと一抹の不安を抱えながら踏切に向かいます。

どこから撮影するのが良いかな～と踏切脇でスタンバイします。前日乗車した際にココまでサイゴン駅から10分程度だったのでそろそろかなと思ったら踏切脇の詰め所から警手が出てきて踏切を閉鎖します。
カメラを持っているのでなにか言われるかな？と思いましたが何も言われませんでした。

進入側は遮断桿ではなくバリケードなのは強引に入るのを防ぐ為なのでしょうかね。

踏切閉鎖がされると列車が警笛を鳴らしながらやってきました。

流石に編成も長いです。写真だとあまり判りませんが座席車と寝台車を中心に、食堂車、電源車、郵便車、荷物車が連結されていました。

引いて警手さんを入れてみました。ベトナムでは通過時に警手や駅員が黄色旗を手に持って合図してました。青ではなく黄色と言うのは日本では殆ど見ない旗なので新鮮に思えました。

この列車はサイゴンからハノイまで1000km以上を32時間掛けて走ります。

列車が通過するとゲートが開き各馬一斉にスタートです。

コレはコレで迫力があってビデオで撮れば良かったなとちょっと後悔です。
この後、空港近くのカフェまでGrab配車アプリを使って車移動してスポッティングして、前日に乗って帰って来たSPT1レを撮影しようと今度は見通しが効く陸橋から狙うことにします。
いや～配車アプリのお陰で撮影地までピンポイントで車で行ってくれるので便利な世の中になったものです。

このあたりは枕木交換作業をしていて徐行するのを確認済みです。夕方で影が伸びてきており露出が厳しくなってくるので早く来てと待ちます。

SPT1レはほぼ定刻にやってきました。意外とベトナム国鉄は障害がなければ大幅な遅れは発生しないようです。

工事区間をゆっくり通過していき最後部は食堂車です。

でその隣に「安全第一」。ココはベトナムだよねと突っ込みたくなります。ベトナム国鉄はメータゲージなので日本とほとんど変わらないので日本の中古軌陸車なんでしょうね。

時刻表ではこの後サイゴン17:50発のクイニョン行SE30レがあるのですが、どうも運休の様です。前日乗ったファンティエット行も週末だけの運行でしたので時刻表に掲載されていても毎日運転とは限らないようです。

なのでハノイからやってくるSE7レを撮影しますが、日没の時間となり露出が厳しくなります。時刻表ではサイゴン18:10到着ですがなかなか姿を見せず遅れているようです。流石に在線表示なんてありませんので後10分待って来なかったら撤収しようと思ったらやってきました。

かなり暗いので流し撮りです。重厚な東側諸国製造らしいDLに牽引されて通過していきます。D19Eが形式でその後が製造番号ですかね

撮影も出来たのでGrabで車を手配してホテルに戻ります。