ハルツ狭軌鉄道撮影記(9/3その1)
9月に大遠征してきた目的の一つが、ドイツ北東部に走るハルツ狭軌鉄道です。インターナショナルなSLマニアなら有名な鉄道で、26両ものSLを所有し通年運転されている鉄道です。
狭軌と言っても標準軌に対しての狭軌で、メーターゲージなので日本の在来線とほとんど同じです。
SLもC11クラスになりますが、それでもこれだけ多くのSLを所有するのは類を見ない鉄道です。特にブロッケン線は全列車がSLで運転されています。
そんな訳で5年前にポーランドで生きたSLを見てから次回はハルツと決めてましたが実行するまで5年掛かりました(^^;)
ハルツ狭軌鉄道の玄関駅になるヴェルニゲローデ駅にやって来たのは9/3の午後です。(ここまでの顛末は本家の旅行記を参照ください)
まずへ、ヴェルニゲローデで宿泊するホテル近くにある跨線橋からヴェルニゲローデ駅を発車する列車を狙うことしました。この後出発する8937レの牽引機が機関区から出庫してきました。
一旦跨線橋の下まで来た釜はバックで駅に戻り客車と連結します。
日本みたいに発車時の長音一発は無いのですが、車掌さんが吹く笛の合図が聞こえ、SLがブラスト音を響かせながらやってきました。
誰ですか?客車がおもちゃみたいだとか言っているのは(笑)
ちなみに後ろに見えるオレンジ色の屋根の建物はボウリング場です。
石炭のいい香りを残してSLはこの後、S字カーブを描いてヴェルニゲローデ西門駅に向かいます。
ハルツ狭軌鉄道は全線単線で一部の列車を除いて西門駅で交換するダイヤになっており、西門駅で交換した8930レがやって来るので反対側で待ちます。
ハルツ狭軌鉄道では、基本は山を登る方を正面にするのでブロッケンから降りてくる列車は逆向き牽引になります。
この後、駅に戻ろうとすると先ほど牽引してき99 7247-2が機関区で石炭を補給していました。