Wolsztynを発車するOl49-7

4日から12日まで、欧州撮影旅行に行ってきました。
これから数日間、その際の収穫を順次紹介していきますので、お付き合いください。
まずは、今回一番の目的だった、ポーランドでのSL撮影です。
ポーランド西部のWolsztynに機関区があり、毎日(故障時やイベント時を除く)定期旅客列車を
Wolsztyn-Leszno-Zb?szynek-(逆向き)-Wolsztyn(方転)-Leszno-Wolsztynで牽引しているのです。

Ol49-7

Wolsztyn機関区の脇にある信号所前を通過していくOl49-7のLeszno行70428列車です。
欧州らしいレンガ造りの信号所をバックにした構図はWolsztynでは有名なお立ち台です。駅出発で爆煙を期待したのですが、完全燃焼状態でやってきました。これはちょっとガッカリでしたね。

08_wolsztyn-2.jpg

後追いで信号機を入れて撮影してみました。ちなみにこのダブルデッカーの客車ですが、連接車体でなっていて、2-3-2軸なんです。これも日本では見られない客車です。
このOl49型ですが、1951年製で全長20.6m、1-3-1で動輪径は1.25mとなっています。主に旅客列車牽引に用いられて最高速度は100Km/hです。(現在の運転では最高でも80Km/h位だそうです)
ダブルデッカーの客車なので結構、車高があるのでSLの大きさが分かり難いかもしれません。SLの車高は4.548mですから、結構デカイです。
やはり標準軌のSLは、日本のSLに比べるとデカイものです。
<撮影ガイド>

Wolsztyn駅から徒歩5分


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