(7/22)ゼメリング鉄道撮影その1
今回の旅行では、帰路にウィーンで乗り継ぎが9時間あるので、どこか「観光」をしようかと調べているうちに、ウィーンから100km程のところに世界遺産に登録されている鉄道「ゼメリング鉄道」があるのを知りました。
これは「観光」しなければと言うことで行ってきました。
ウィーン空港からオーストリア連邦鉄道(OBB)自慢?のレールジェット(RJ)で1時間程でゼメリング駅に到着です。ここからローカル列車で1駅戻った「Wolfsbergkogel」駅からハイキングルートを歩いて10分程行くとドッペルライターヴァルテと呼ばれる展望台があります。
ココからゼメリング鉄道が見渡せるのです。
丁度貨物列車がやってきましたが、どうして列車がやって来るときに曇るのかなぁ~
展望台正面にはBreitenstein駅が見えます
先程撮影した貨物列車が駅を通過していきます。
そしてカーブを描いて今度は岩盤をくり抜いたトンネルに入っていきます。
ゼメリング鉄道が世界遺産に登録されたのは、1848年~1854年に建設された際に、ゼメリング鉄道の設計者カール・リッター・フォン・ゲーガ がトンネル掘削や橋梁架構にあたっては、自然との調和を考えて造ったとされており、こういうことが、世界遺産として大きく評価され認定されました。
こうやって素晴らしい風景が観られるのは凄いなぁ。それにしても建設が1848年ですから日本ではまだ江戸時代です。
素晴らしいのですがただ思っていた場所と違うので移動します。
と言うのは2箇所展望台があって、もう一つの方が写真とかで有名な旧、オーストリア通貨だった20シリング札に描かれた場所があります。
ドッペルライターヴァルテから少し戻りハンキング道を進むとありました。いや~絶景だなぁと感動しているとRJがやって来ました。
この石橋は2段アーチ式の橋梁になっているのですが下段は木々が成長して見られなくなっているのが残念。
RJの牽引機はチェコ国鉄の機関車が牽引(押して)しています。機関車はシーメンスで製造されているヨーロッパ汎用機関車”Taurus”なのでOBBと同じなので共通運用の様です。
さらに隧道に入り峠を降りていきます。
この場所の方が撮影には向いていますね。時間までココで過ごすことにします。
(つづく)