C57-1梅小路で華麗に舞う?
「スチーム号」の運転整備が終わり庫に戻ったC61-2。その脇にはC57-1が「北びわこ号」のヘッドマークを付けて煙を吐き出しています。
明日運転する「北びわこ」号は普段ならC56-160が牽引しますが、2月から検査に入っていることから、数年ぶりにC57-1の登板となりました。
普段は山口線に常駐しており、梅小路に戻って来るのは運転の無い冬場と検査時だけですが、その時は火を落として無煙状態が殆どで、梅小路で火が入っていて、なおかつ自力でターンテーブルに乗るは珍しく年に数回あるか無いかと言う貴重なシーンです。
C57-1は向きを逆転し給炭線に転線して、燃えカスの整備や石炭の積込みを行います。
新しい石炭を積んで嬉しいのか?徐々にC57-1の吐き出す黒煙が周りを包んでいきます。
およそ15分程で、整備が完了して、ドレンの音を響かせながら再びターンテーブルに乗り、夕日の淡い光が差す中、回転します。
石炭の燃えが良く煙りを吐きながらのターンテーブルの転回はなかなか、かっこ良い!
逆向きになった所で夕日に照らされながらドレンを盛大に吐き出しながらバック運転に庫に入っていく様子を見られたのに感動。翌日の「北びわこ」撮影が少し失敗しても大丈夫?
今日のメイン?イベントは終了。
C61-2とC57-1が仲良く庫に入って休息します。次回はC61-20とD51-498やC57-180の並びを早く見たいものです。