(2/17)さよなら185系踊り子撮影記その1
国鉄最後の特急型車両としてデビューした185系の引退が間近になり、いくつか題目を決めて撮影してきてましたが、残った宿題をすませるべく昨日は都外越境の禁忌を犯して静岡県まで足を延ばしてきました。
とは言え、現地では接触を最小限にしようと飲食店や売店の利用を自粛し、大好きな日帰り温泉にも寄らずに帰ってくるようにして感染拡大防止に努めました。
それに往復とも185系に乗車して労をねぎらい、撮影させてもらった礼をするのが撮り鉄として当然でしょうという事で新宿へ向かいました。
横須賀線から東海道線への転線は戸塚かなと思っていたら横浜駅場内手前で東海道線に転線とちょっとびっくり。その後は東海道線をMT54モーターを響かせて熱海までノンストップで走り抜けました。 185系踊り子として活躍した沿線の郷土料理と駿河湾の景色を楽しむのは「車」ではできない旅の醍醐味です。
185系も登場当時は「窓が開く特急車両なんて前代未聞だ」なんという声がありましたが、「この列車は窓が開き換気ができます。換気の際には周りに配慮してお開けください」と車内アナウンスがありました。このコロナ禍では窓が開くこと安心につながります。
ただ、最近は、「お馬鹿な鉄」が窓をあけて外に向かってスラングな言葉を書いた紙を見せると言う事案が発生しているとか。ホントくず鉄が多いには困ったものです。
終点の伊豆急下田まで乗車したいところですがスケジュール上ココで下車です。 ホーム先端から走り去る185系を線路脇に咲く河津桜と一緒に撮影です。
今回の目的の一つが河津桜と185系撮影なのです。
まずは河津川の土手に向かい舘橋脇から15分後にやってくる上りの踊り子8号を狙います。
初めて乗った185系はA1編成のトップナンバーでしたね。
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