(7/28)「急行津軽」撮影の旅(その3)
朝4時にセットしたアラームで目を覚まし、3日連続の4時台起床で眠い中、準備をしてホテルをチェックアウトします。
予報通り弘前方は雲が厚くて岩木山バックは無理そう、青森は雲の隙間が多いのでこれなら青森側で撮影するのが良いだろうと津軽新城の撮影地に向かいます。
5時前に「あけぼの」撮影で賑わった県道オーバークロスに到着。順光になるインカーブ側には線路脇に撮影者が居ます。アウト側は木が成長しており撮影は厳しい状況なので、インカーブの先着者の脇に入ることにします。
結構、雑草が生い茂っておりサイドから狙うと草で下回りが隠れてしまいそうなので、線路寄りから広角で狙うことにします。
5:30頃には太陽が雲の隙間から出てきました。このまま曇るなよ!と祈っていると、津軽新城の場内信号が警戒表示となり踏切の鳴動音が聞こえてきました。
牽引機は昨日から変わらずのED75-767ですが、光線状態はバッチリ。朝日を浴びて青森へラストスパートする夜行急行「津軽」です。
編成後方が草木に隠れてしまうのが少し残念ですが、やはり太陽の光があると感じが違います。
さてこの後は五能線へ移動します。
朝の下り鰺ヶ沢始発がタラコ色4連なのです。津軽新城から板柳まで30分程掛かり6:20頃に到着すると同じ事考えている撮影者は結構多かったです。
ここは真横から岩木山バックが狙える場所なのですが、どんより曇り空で岩木山は山頂が隠れてます。
なので編成主体で行こうと農道脇に車を止めて線路に向かうとパトカーがやって来て「撮影者同士のトラブルの通報で来たけど連絡した人?」と聞かれます。
違いますと言うと通報者を探して去っていきました。
その後、500m先の車が数台止まっているところだったようでパトカーが止まりどうやらそこが現場だったようです。
線路脇で準備をしていると、821Dのヘッドライトが見えてきました。青森は太陽が出てくれましたがこの辺りはどんより曇り空です。
これはこれで雰囲気が出ている写真になりました。
さらに近づいてくるキハを追いかけながらズームを変えつつ撮影を続けます。こういう手法が出来るのが手持ち撮影の良い所です。
急行津軽の運転日に合わせてタラコ4連を入れるとは秋田支社もやりますね。
さて、この後の825Dにも弘前方がタラコ色と五能色のペアが入るので移動しますが、先ほどのトラブル対応の応援パトカーが2台やって来ました。ホント何やっているんだか・・・
向かったの鰺ヶ沢~鳴沢間の「七里長浜 きくや商店」へ意外と距離があり到着したのは7:10でした。
既に7,8名が用意をしており構図で悩んでいると店主と共に「わさお」を出勤してきました。
825Dがやって来る時間なのでココだ言う場所で狙うと・・・あれ先頭が五能色だ。なんと825Dは3両でタラコが中央にサンドされていました。
うわーこれじゃタラコだか判らないや。だからほかの撮影者はサイドよりの位置に居たのか・・・
これは残念ですが、「わさお」に会えたからヨシとするかと、これで撮影終了宣言です。
天気が良ければこのまま五能線撮影をして夜の新幹線で帰ると言うオプションも用意はしていたのですが、天候も良くないのでこれで切り上げて帰ることにします。
新青森から盛岡までは新幹線利用になりますが、後は18きっぷで帰れますからね。